2022年9月23日(金)夜10時〜にテレビ東京でで放送される「2030年の食卓〜ニッポン発”美味しい”を世界へ〜」に弊社代表の大野が出演し、愛媛県でのプロジェクトについて紹介しました。
“食を救え!地方と大企業がコラボ
真鯛などの養殖を手がける「赤坂水産」(愛媛県西予市)は、漁業が直面する課題に取り組んでいる。それは、「魚粉」の価格高騰。魚粉は養殖のコストの7割を占めるエサに使われている。「このままでは日本の養殖、魚食文化は無くなってしまう」と危機感を持つのは、三代目の赤坂竜太郎さん。そこで、魚粉を使わず、植物性原料だけの餌を使った魚の養殖を模索する。
そんな赤坂水産に強力な助っ人が現れた。ソフトバンクだ。ソフトバンクが持つ技術を使い、養殖魚のヴァーチャルマトリックス化を行い、エサをやるタイミングなどの生産管理から出荷までを全てコントロールする。赤坂水産が培ったノウハウと、ソフトバンクの最先端テクノロジーの融合で、環境負荷を減らし世界的な資源争奪戦の中で、新時代の養殖技術による「新ブランド魚」は生まれるのか?
愛媛県は、赤坂水産をはじめ県内企業と大企業とのコラボによって、危機を迎える「食」の産業の未来を模索する「ガーディアンプロジェクト」に取り組んでいる。そのノウハウは、日本全体に広めていき、「日本発」として世界に向けても発信していきたいと意気込む。